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谷川岳はお盆に登れなくって、天気の良い週末に登ろうと決めていた。 そして、ようやく天気が良く、用事の無い週末が訪れた。 久しぶりの登山で用意する道具もイマイチ思い出せないが、 登山靴とザックと服さえあればいいだろう。 準備をして土曜日に出発。 登山前日だが、マラソン練習でちょっと足を痛める。 やれやれ、我ながらタイミング悪い練習順序だった。 で、途中で湿布を買っていく。 なんか、どっかであったなこのパターン。 ながーい距離を走り抜き、谷川岳インフォーメーションセンター駐車場到着。 ここは広いし、トイレもあって良い。 9/24 日曜 予定より早く目覚めるが、ウダウダしてちょっとロス。 それでも予定よりは早く出発できたので良いか。 5:10に出発。 もう明るくなってきたので道に不安はない。 始めは舗装路を歩く。 おっ、ロープウェー。 帰りは足の状態が悪かったらこれを使う予定。 途中に登山センターだったけな?中に登山届を出す場所がある。 15分位歩いて登山口到着。 さあ、行きますか。 今回使う西黒尾根は急登で知られた登山道。 初めから急登である。 ただし、道がよく整備されており、そこまで急登って感じでない。 もう秋なので花が少なかったが、それでも所々に割いていた。 コンギク。懐かしいな。 登山道は石が多かったり、土だったりするが、程々急な感じ程度で続く。 視界はないが、秋だからか、暗い感じもない。 しばらく登っていくとふいに視界が開ける。 ちょっとした岩場になり、景色が見えるようになる。 同じ視線の高さにロープウェーの山上駅。 振り返れば遠く武尊山とその奥に日光白根山。 良い景色である。 さらに登っていくと、鎖場が登場。 思ってたより難易度は高い。 凄く危険とかはないのだが、岩が逆相になっており、手足がかけにくい。 雨の日とかはスリップに注意が必要。 鎖場を登りきるとこれから進む方の視界が開け、谷川岳が姿を現す。 荒々しいが、一ノ倉沢を想像していたので思ってたより穏やかである。 振り返ると朝日岳が堂々とたたずむ。 なるほど、地図に良く朝日岳が大きく乗っている理由が分かる。 ここからは展望の良い尾根道が続いていく。 鎖場もちょいちょい出てくる。 そしてやっぱり足が場所が多い。 ただし、鎖がよく整備されているので難しさはない。 程なく、尾根上のピークであるラクダの背に到着する。 ちょっと休んでお腹を満たそう。 道はいったん下って急登の登り返しだが、今日は天気が良いので大丈夫だろう。 ちょいと下った鞍部には厳剛新道との分岐。 そして急登の登り返し。 マーキングが確りしてあって、迷いづらい。 急登を登ると少しの間平坦な道になる。 それにしても気持ちの良い道だ。 鎖場も適度に?あって飽きずに良い。 真夏は暑そうだが、秋は尾根を抜ける風が気持ちいい。 途中にはザンゲ岩なる岩がある。 沢山ザンゲしておきました。 さらに登るといよいよ頂上は近くなり、景色もさらに気持ちの良いものになる。 あれは赤城山かな? いい雰囲気だなあ。 主稜線との合流地点が見える。 天気も良く、とても嬉しい気持ちになる。 独特の案内表示。 良いじゃない。 さぁ、頂上はすぐそこだ。 たどり着いた頂上(トマの耳)は想像していた荒々しさはなく、 とても和やかな感じだった。 振り返った景色が美しい。 肩の小屋の赤い屋根が良い感じである。 谷川岳は双耳峰である。 行く先にはもう一つの頂上であるオキの耳が見える。 しばし景色を楽しんだのち、オキの耳へ向かう。 10分ちょっとでオキノ耳到着。 こちらも想像していた荒々しさはない。 順調に頂上まで来れてホッとする。 オキの耳でちょいと休憩。 振り返れば先ほどまでいたトマの耳。 事前に見た写真より緩やかな感じだ。 やっぱり、実際に来てみないと分からないな。 北には朝日岳と左奥に巻機山、真ん中奥に越後三山。 始め分からなかったが、近くの登山者の方に教えてもらった。 なるほど、そういえば山の形がそれっぽい。 一度歩くと良く分かるな。 方角がイマイチ分からないが、西におそらく苗場山。 特徴的である。 谷川岳で一番美しいのはオジカ沢の頭へ向かう稜線。 堂々としていていい感じである。 その先の万太郎、仙ノ倉へ向かう稜線もとても美しい。 西黒尾根。 ここから見ると岩場があるとは思えない。 登り返しが少なく、効率的な尾根だ。 肩の小屋まで戻ってきて、トイレ休憩。 座ったベンチの先には良い風景。 オジカ沢の頭は絵になる。 しばし景色を楽しんだのち、下山開始。 皆さん今日は良い日ですな。 こんな素敵な景色を見ながらなら頑張れますね。 今日は下りに時間がかかる。 傾斜は急だけど、それが原因ではない。 景色が良いからである。 景色が良いと写真撮ったり、眺めて楽しんだりと、時間がかかっちゃうのである。 それは幸せなことである。 今日は早く帰らないといけないのに、なかなか進まない。 嬉しい悩みである。 そんな嬉しい悩みももうすぐ終わる。 らくだの背で秋を感じながら谷川岳を眺めたら、後はひたすら下る。 満足感に浸りながら。 予想よりも下りは早く着いた。 心配した足も大丈夫だ。 帰りは節約の為、下道で。 途中、湯ノ丸の下りでエンジンブレーキをほぼ使わずフットブレーキばっか使ってたら、 下り終わった道路でブレーキの踏み代が大きくなった。 どっか漏れてるかもと心配になり、上田のスバルに連絡して向かうが、 途中で治ってくる。 冷静になり、マスターシリンダとか見たが、フルードは減ってない。 これはプチべーパーロックだったか。 頼んだ手前、見てもらう。 ここのスバルは大変丁寧で早く見てくれる。 店内も新しくて良い。 結果はやっぱり異常なし。 ブレーキ診断のお金を勉強代として納めて、帰宅の途に就く。 丁寧な対応をしてくれたスバルさん、ありがとうございました。 帰りはこの時間が響いて、途中の和田トンネルの事故渋滞に巻き込まれ、 迂回してえらい時間とガソリンを使ったが、無事に帰宅。 最後にちょっとマイナスがあったが、 素晴らしい天気で登山ができ、無事帰宅したので、万々歳である。 これで100名山で残すは飯豊山のみ。 来年登って100名山完登しよう。 いつ登ろうかな? |
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伸二郎さん
西黒尾根の登り、ご苦労様でした。 私は下りでしか使わなかったけど、結構な急登ですね。 しかし、谷川岳から四方に伸びる稜線はマジで素晴らしい。 元気なうちに制覇したいです。
鳥さん、お久しぶりです。
西黒尾根は急登ですが、登り返し少なく、効率的で思ったよりも登りやすかったです。 雰囲気の良い稜線ですね。 以前は馬蹄形をと思ってましたが、あの稜線を見ると、あちらの方が行きたい気持ちになりますね。 飯豊を登った後の宿題事項として残しておきます。 ではでは。 |
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