白馬岳 敗退 2011/03/14(月) 00:01
3/12-13で白馬岳に登ろうとしたが、敗退。
久しぶりに冬山を恐ろしいと感じた。

いつかまたリベンジしてやる。

凍てつく白馬乗鞍岳山頂と小蓮華

行程
3/11(金)自宅 → 梓川SA(車中泊)
3/12(土)栂池高原スキー場 → 栂池自然園 → 天狗原 → 白馬乗鞍 → 天狗原ちょい手前(テン泊)
3/13(日)天狗原 → 栂池自然園 → 栂池高原スキー場 → 帰宅。


今回は、最初から勝てる気があまりしなかった。
小蓮華経由の白馬岳という今の時期他に登山者がいなさそうな厳しいルートなのに、
モチベーションがあまり高められなかったからだ。


直前まで行くか行かぬか悩んだ。

3/11(金)の夜、地震の被害が少しずつ明らかになっていくにつれて、
「地震で苦しんでいる人がいるのに俺は好きなことしていていいんか?」
と悩んだ。

しかし、行かんかったらなにすんのか?と考えると、
結局家でだらだらして終わるだけ。
それじゃあ、どっちでも一緒かと思った。

また、多発する余震も気になってしゃーなかった。
前日までの降雪で雪崩が起きやすくなっていることろに、
地震が起きれば雪崩の確率はさらに高まる。

今の時期、小蓮華経由で登る登山者は皆無だろう。
上で雪崩たら誰の助けもない。

地図とにらめっこしてバックカントラーが多い白馬乗鞍までは雪崩の心配があるが、
それ以降のルートは雪崩ないとみてようやく行くこと決定。

夜遅く出発し、梓川SAに着いたのは1:30だった。


翌3/12(土)栂池高原スキー場について唖然とする。
地震の影響でゴンドラとロープウェーが運休してたのだ。

ゴンドラ、ロープウェー運休


またまたウダウダ悩む。

ゴンドラ降り場までリフトを乗り継げば行けるが、
そこから栂池自然園までかかるロープウェー分は歩かなければならない。
だいぶビハインドだ。

うだうだうだうだ悩んだが、結局行くことに。
リフトを乗り継ぎ、最上部から林道を歩く。

久しぶりの冬季テン泊装備はスーパー重く、
思ったように進まない。

なんども立ち止まり、バテバテでロープウェー山頂駅(栂池自然園)にたどり着く。
うーん、やっぱ今回は勝てる気がしん。

それでも素晴らしい景色に励まされながらもなんとか上へ。

美しき栂池自然園の景色

天狗原前の急登を根性で越えるとだだっぴろい天狗原到着。
目の前には壁のように立ちはだかる白馬乗鞍岳の斜面。

トレースはベリー直登コース。
雪崩ない、きっと雪崩ないんだろう。。。

雪崩が怖いけど直登ですか。。。

再び始まった急登をえんやこらと登りきると、
誰もいない白馬乗鞍岳山頂。
既に時刻は16:00余裕ゼロ。

しかし、ここまでこればもらったようなもん。
風裏で穏やかであろう白馬大池のテン場まで行ってテント張ればいい。

と思い込んでいた伸二郎に思いもよらぬ景色が飛び込んできた。
風裏とは程遠い地吹雪が吹き荒れる荒涼とした雪景色。

人の気配どころか生き物の気配すら感じられない。。。
怖えぇ。あそこで今日泊まれんのか。。。

荒涼とした白馬大池とテン場

恐怖で心臓が激しく動揺するが、
「落ち着け、大池山荘の裏は風裏だ、あそこまで行けばテントが張れる。」
と言い聞かせ、少しずつ前へと進む。

が、吹き付ける地吹雪はボディーブローのように恐怖心を蓄積させる。
風でテントがぶっ飛んだらどうしよう?心配は尽きない。
そして。。。撤退決意。

急いで天狗原まで戻る。完敗だ。。。

天狗原ちょっと手前の木が生えたところにテントを張り、潜り込む。
ここなら雪崩の心配もないし、風も弱い。

それでも風の音や地震が起きるかもしれない恐怖におびえ、
心細く、長い夜は更けていった。
(実際、地震はあったらしい。。。)

3/13(日)
希望の朝が来た。
風はおさまり、絶好の登山日和だ。

しかし、もう頂上へ向けて歩く気が起きない。
今回はおとなしく山を下りよう。

朝食を食べ、朝日をぼんやり眺める。

希望の朝

そして今回たどり着くことができなかった白馬岳の姿を恨めしそうに眺める。
なかなか遠いね。白馬。

白馬三山ちょいとモルゲンロート

今回テントは張ったのはこの場所。
栂池自然園より天狗原への急登を終えて平坦になったところ。

天狗原チョイ手前のテン泊地

しばしテントでまったりした後、
テントを撤収して下山開始。

ちなみに、今回から冬季のテントザックを新調。
ホイットニー95。
一回りごつくなった。

ニューザック(グレゴリーホイットニー95)

栂池自然園まで戻ってくるが、
ロープウェーは今日も運休みたいだ。

ゴンドラ山頂駅までおりてくるが、
ゴンドラも終日運休とのこと。

やれやれ、リフトで下るかと思いきや、
栂池高原は下りリフト乗車不可との意味わからん規則があり、
歩いて下ってくれとのこと。

やっとれんと途方に暮れていると、
ゴンドラ乗り場で雪かきをしていた係員のおっちゃんが
スノーモービルで下まで送ってくれることに!

おっちゃん大大大感謝です!

これに乗れたのが一番の幸せ

初のスノーモービルはとても楽しかった。
なかなか厳しい山行だったが、最後に素晴らしい体験ができて満足。

なんだかんだあったが、行って良かったと思う。
白馬岳はいつかリベンジだな。。。

テーマ:登山・山歩き・散策 - ジャンル:日記

| 登山 | コメント(4) | トラックバック(0) |
<<木曽川の渡し船 | ホーム | まったり山行のはずが・・・唐松岳>>
コメント
◆毎度思うのですが しびすけ 2011/03/14(月) 06:17
冷静な判断ですよね。
勇気ある撤退、というか。

今回は少し残念でしたが、また行けばいいですもんね。

地震もそうですが、自然は怖いですからね。
気をつけないと。

また、綺麗な写真、楽しみにしています。


◆お楽しみが増えたと言い聞かせ。。。 伸二郎 2011/03/14(月) 22:22
しびすけさん、こんばんは。

久しぶりの完敗。
なんだかんだで上で泊まらなくてよかったと思いますね。

びびりな性格もわが身の無事に役立ったと思えば少しは許せるかな。
また、リベンジしないといけない山が出てきましたが、
お楽しみを残したとちょっとプラスに言い聞かせ。。。

山は逃げないので、ぼちぼちリベンジしていくかな。

でも、暖かくなってきて、バイクにも乗りたいなー。
あっ、桜も見に行かねば。
春はいろいろと忙しい。。。

飯嶋 2011/03/15(火) 21:40
伸二郎さん、こんばんは。
近辺で雪崩で事故に遭われた方もいたそうな。
雪山登山、連発ですね...。奥さんも、山に何度も行かせてくれる寛容な方なのですね。
奥さん孝行しないとね。
グレゴリーの背負い心地はどうですか?また、高価なザック購入しましたねぇ。
私も、物欲馬鹿です(笑)
「も」は余分でした...。
◆買い物が趣味です。 伸二郎 2011/03/15(火) 23:05
飯嶋さん、こんばんは。

買い物、楽しいですね。
これも登山の?大きな楽しみですよ、きっと。

グレゴリー、やっぱり背中のフィット感がイマイチな気がします。
私の背中の形にあっていないのでしょう。
あのカタログ写真さえ見なければカリマー行ってたのに。。。

まー、なんだかんだでずっと使っていくので、
ちょっとずつ改良加えてこ。

雪崩、被害出てましたか。
ちっとも知らんかったですね。
雪崩に合わない私は運がいいのかな。

嫁、とても寛容です。
素晴らしい嫁にはいつも感謝しています。

お互いに家族孝行は欠かさずに行きましょう。

ではでは。


コメントの投稿欄












トラックバック
トラックバックURL
→http://donneko1.blog90.fc2.com/tb.php/258-410d7d6c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |