奥穂リベンジ 2011/05/04(水) 01:01
4/28-5/3で奥穂へ。

雪崩の通行止めは予想通り解除され、
予定通りに進むかと思いきや、
悪天続きで足止めくらいまくり。

ようやく晴れて奥穂アタック。
晴天の元、頂上に立つことができて満足満足。

一年越しのリベンジ、果たせて良かった。

奥穂頂上!晴天!嬉しい!


今回はだらだらと長文。
読み疲れ注意。


行程:
 4/28(木)自宅→徳沢(テン泊)
 4/29(金)徳沢→涸沢(テン泊)
 4/30(土)涸沢→奥穂高山荘→涸沢(ヒュッテ泊)
 5/1(日) 涸沢ヒュッテで一日中だらだら(ヒュッテ泊)
 5/2(月)涸沢→奥穂高山荘→奥穂高→奥穂高山荘→涸沢→徳沢(テン泊)
 5/3(火)徳沢→自宅

とにかく我慢の登山だった。
天気が悪すぎた。
 4/28 小雪
 4/29 晴→雪
 4/30 朝一晴→曇→雷雨
 5/1 雨
この時期に雷雨はねーだろ。。。

で、よーやく5/2に晴れ。
週間天気では4/29、30は晴だったんだけどなー。
3時間後の天気すら当てられぬウェザーニュースの予報にブチ切れそうだったな。


まー、それはさておき、今回の山行振り返るかな。

4/28
今回の登山は最初から少し新鮮。
初めての電車移動登山なのだ。

8時ちょおーどのー あずさ2号でー・・・

ウソ。
11時23分の特急しなの9号で 松本まで行き、
そこから新島々まで松電、新島々からはバスで上高地に。

電車は街中以外は快適で良いね。

初の電車移動登山

上高地でバスを降りると上高地ガイド?のオッチャンが
「涸沢までの通行規制は明日4/29の朝に解除予定だよ」
と教えてくれた。

よし。予定通り。

この日は徳沢まで歩き、テン泊。
正面に前穂が望めるナイスポジションだった。

4/29
朝一は晴天。
やる気満々で出発。

横尾で橋を渡り、本谷出合まで来ると、デブリ祭。
なるほど、こりゃすごいな。
デブリで谷が埋まってる。

今年はデブリが多かった。。。本谷出合

デブリで景色がイマイチ美しくないのが気になるが、
それよりも気になるのは天気。
いつの間にやら雪がふってるじゃないか。。。

涸沢ヒュッテに着き、テン泊の手続きをすると
「ヒュッテまで来るほどの雪崩が発生したので、幕営料は無料ですが、
 テント泊は自己責任でお願いします。」
とのこと。

テン泊代が要らんのはうれしいが、
素直に喜べないな。。。

3時間かけて要塞のような壁を作り、
さらに1.5時間かけてテントを設営。
登山よりも疲れたかも。

要塞のような我が城

4/30
朝一は晴天。
相変わらず良い景色だ。

朝一は晴れていたが。。。

気分上々で登りだすが、
見上げる奥穂には早くも雲がかかりだし、
奥穂高山荘に着くころにはガスに包まれ、風も強烈に。

3時間待ったが天気は回復せず、いっそう悪くなってきたので涸沢に戻る。
テントに戻ると雨が降りだし、雷も鳴る始末。

雷が怖くてこの日はヒュッテに泊まる。
雷は反則だよ。。。

5/1
朝から本降りの雨。
昼過ぎにテントの様子を見に行くと、
せっかく3時間かけて作った要塞が溶かされてぼろぼろに。

暇なので3時間かけて要塞を復活させるが、
雨は一日中降り続き、結局この日もヒュッテ泊。
よーわからん一日だったな。

5/2
3時起床。

天気は。。。晴天!
稜線はガスっているがそのうち晴れるだろう。

飯&準備で4時30分スタート。
誰もいない斜面を一人穂高岳山荘へ。
朝日に励まされ、ライチョウに励まされ、上へ。

奥穂山荘への道中から朝日を望む

ライチョウが応援。ありがとう。

穂高岳山荘に着くころにはガスも取れ、晴天に。
よっしゃ!

見上げる奥穂への壁は相変わらず迫力あるが、
今年は俄然勝てる気がする。
去年は全く見えなかったルートが見える。

晴天!いざ行かん

穂高岳山荘で情報収集をすると、
今日はまだ誰も登っておらず、トレースもないのではとのこと。

ルートファインディングにはやや心配だったが、
まーわかるでしょとアタック開始。

岩場への取り付き、ハシゴを冷静にこなし、
いよいよ核心の雪壁へ。

ほー、なかなかの傾斜で。
しかーし、一年経験を積んだ伸二郎には越えられるレベル。
行くぜダブルグリベル!

雪壁(直登ルート)を望む

ピッケル、アイゼンのグリップを確認しながら確実に登る。
雪面はやや柔らかいが、グリップは効いている。

ダブルピッケルでガシガシと登り、振り返る。
スリルでは西穂にも負けず劣らずだな。

雪壁を途中から振り返る

この後、少し傾斜も弱まり、
さらに登っていくと立って歩ける傾斜となった。
核心部終了。ホッとした。

ちなみに、この核心部、伸二郎は通常と少し違うルートを取ったようだ。
見えてると思ってたんだけどなー。
まー、よりスリリングなルートで楽しかったし良しとするか。。。

危険個所のルート


この後うっすら残るトレースを頼りに奥穂に向かおうとするが、
切れ切れで結局自分でルートを考えて登ることに。

先が見えなければ見えるところまで行き、
先のルートを確かめるを繰り返し、確実に奥穂へ近づく。

大まかに言えば涸沢側の縁をたどれば良いかな。
(雪庇の張り出しを考えて、縁に近づき過ぎないように。
 目安として露出した岩より外側へは行かないこと)

奥穂への道

そして遂に奥穂頂上に着く。
黄砂の影響で霞んではいるが十分素晴らしい晴天。
満足。

頂上からの景色はこんなん。

奥穂頂上からジャン、焼岳、乗鞍方面を望む

奥穂頂上から前穂、明神を望む

奥穂頂上から涸沢岳、槍ヶ岳を望む

誰もいない頂上で40分ほど景色を楽しみ、頂上を後に。
素晴らしい頂上だった。

奥穂高山荘へ帰る途中、登ってくる登山者と何度かすれ違う。
結構登ってきてるなと思ったら、
雪壁にしっかりとステップができていた。

なるほど、これなら割と楽に登れるなぁ。

ステップに沿って降りるのもつまらんので、
わざとステップを外して下山時もスリルを楽しみ、奥穂高山荘に到着。
安堵感と満足感に包まれ、涸沢へと下った。

この日はテントを撤収し、徳沢に下りてテン泊することに。
何度も振り返り、涸沢の絶景を眺めながら谷を下った。
今年も素晴らしい景色をありがとう。

涸沢を振り返る

5/3
晴→薄曇

上高地までの退屈な道を歩き、河童橋到着。
かわいらしいサルに和みながらバスに乗る。

上高地のアイドル

新島々で駅弁(峠の釜めし900円)を買い、松本で昼飯。
やっぱ駅弁は良いね。

やっぱ駅弁食べとかな

特急電車に乗り込み、街へと戻ると、
異様なほど大荷物をしょった自分が少し恥ずかしかった。
これがなければ電車登山がもっと気楽にできるんだけどな。

夕方、無事に家へ。
一年越しのリベンジを終えて満足の帰宅だった。


天気の悪い日が続いたが、
最後には目的を達成できて満足の登山だった。

奥穂も登頂したし、来年のGWはどこ行こうかな。。。

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コメント
◆すごい! しびすけ 2011/05/04(水) 11:06
山小屋を見下ろした写真なんて、写真見ただけでもちびりそうです。

雪山、景色も良さそうですが、スリルも満点ですね。

◆リベンジおめでとうございます。 飯嶋 2011/05/04(水) 17:00
伸二郎さん、こんにちは。
雪壁の登降に余裕がありますねぇ~。
私も、そうなりたいものです。
もう、今年の雪山はおしまいですか?
北穂、槍なんかが待ってますが。。。
私も、奥穂に来週行く予定なのですが、また天気が悪そうです。残念。
伸二郎さんの、きれいな写真をいつも楽しみに見ています。
◆刺激がほしければどうぞ 伸二郎 2011/05/05(木) 08:14
しびすけさん こんにちは。

あの雪壁は確かにスリルがあります。
去年は怖くて登るのを諦めたくらいです。

単純に風景だけを楽しむ時は危険個所はないほうが良いですが、
「ちょっぴり危険な山に登りにきたぞ」って時は
それなりにスリルがないとがっかりするんですよね。

素晴らしい景色であれ、スリル満点の岩場であれ、
なんか刺激があれば満足感が得られるのかな。

しびすけさんも日頃の刺激に足りていなければ
雪山、結構いいかもですよ。

ではでは。
◆心の持ちようですよ 伸二郎 2011/05/05(木) 08:29
飯嶋さん、こんにちは。

今シーズンの雪山、終わり予定です。

北穂は去年登ったので行きません。
槍は来シーズンにとっておきます。
楽しみは残しておきたいですからね。

来週の天気、まだわからないと思います。
週間天気予報は外れる確率大ですからね。
いまからあきらめるは早すぎますよ。

雪壁の登攀は確かに少し余裕があります。
飯嶋さんも気づいているのではないでしょうか?
「雪壁の登攀は案外楽で安全だ」って。

飯嶋さんのほうが登った雪壁の量は多いし、
より余裕があってもおかしくないと思います。

結局、余裕を感じる、感じ無いは性格かもしれませんね。

緊張している分にはより安全に登れると思いますので、
良いことだと思いますよ。

奥穂、晴れると良いですね。

ではでは。
のり吉 2011/05/05(木) 12:52
おおーーーすげぇーーー
何がすげーって28日~3日までの「なんと5泊」で
離婚を言い出さない奥さんすげぇぇぇーーー。
超ーーいい奥さんだなぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー!!
私は2日に向かう予定でしたが、予報が悪いのと、足止め食らうと日程がキツイのを考えて今期は中止にしました。
それにしても・・・足止め3日の5泊とは。。
伸二郎さんの根性もすごいぞ。

ところでウンコ波には襲われませんでしたか??
激しいやつに。
◆素晴らしい嫁ですよ 伸二郎 2011/05/06(金) 07:11
のり吉さん、こんにちは。

とても理解のある、素晴らしい嫁です。
良い嫁と結婚できて、私も運が良いなと思います。

ただ、たかだか5泊くらいで離婚を考える奥さんは少ないと思いますが。。。

足止め、予想外でしたが、予備日は最初から入れてましたので問題なしです。
一年に一回のGW山行ですから、多少は頑張りますよ。

ウンコ波、プチはありましたけど、我慢できるレベルでした。
思い出が汚れずに済んでほっとしています。

来期は晴天に恵まれると良いですね。

ではでは。
長野   山岸  2011/05/06(金) 14:14
 初めてメールします。当方63歳のサラリーマンです。いつも楽しみながら読ませていただいたり、きれいな写真を拝見したりしてます。 特に八ヶ岳編では自分が高校生の頃縦走したことがあり、伸二郎さんの山行を拝見しながら、自分の記憶をトレースすることができ、とても楽しいものでした。 また行ったこともない山も、なんだか自分で登っているような気分になれます。
 あと1年位で二回目の定年を迎えますので、女房と里山歩きでもしたいと考えています。
 
◆高校生で縦走とは 伸二郎 2011/05/07(土) 07:03
山岸さん、初めまして。

高校生で八ヶ岳縦走とはすごいですね。
私が高校生の頃は登山など考えたこともなかったです。
山国、長野では登山が身近なものだったのでしょうか?
とにかく違いに驚きです。

奥さんと里山、良いですね。
お弁当を持ってのんびりと山登り、
素敵なことですね。
夫婦仲良くゆったりと山を楽しんでください。

定期的に更新していますので、
またブログ、HPを見に来てください。

ではでは。
◆4/29~30の爺ヶ岳 飛騨高山出身の62歳です 2011/05/07(土) 23:24
初めまして
4/29に単独でテン泊装備20キロで扇沢より爺ヶ岳南峰経由で冷池をめざしました。南峰手前あたりからホワイトアウト突風の大荒れの天気になり冷池手前で日没時間切れとなり冷池山荘まであとわずかなところでビバークをし、翌30日も早朝はまあまあ天気でしたがまたもや昼前あたりから大荒れの天気、立っておれない突風、雹、雷、霧、雨に会い扇沢の登山口に夜の9時30分頃着きました。今思えば遭難寸前のところでした。ウェザーニュースの予報は全然あてにできません。この日は遭難事故が多数おきたとか。しばらくはテン泊登山に行く気がおきません。
◆遭難しなくて良かったですね。 伸二郎 2011/05/08(日) 10:21
GWの前半は天気荒れましたね。
お疲れ様です。

稜線歩きが多い冷池までの道は荒れると大変ですから、
もっと当たる天気予報をお願いしたいですねぇ。

夜9時30分まで歩くとは、確かに遭難寸前ですね。
暗い中歩くよりももう一泊ビバークしたほうが安全だったと思います。

天気の良い日に余裕のある計画を立てて登れば、
テン泊登山は楽しいですから、
安定した晴天が望めそうな日にまた登ってやってください。

ではでは。


◆初めまして! CHIICA 2011/05/08(日) 15:51
こんにちは!いつも楽しくHP、ブログ拝見してます。
二十歳の専門学校生です。

4月27~29日の2泊3日で、相方と2人で上高地に行ってきました。
上高地へは10年以上前から毎年トレッキングに行っているのですが
今回は初のテント泊だったので、伸二郎さんの体験談など色々と参考にさせて頂きました!

28日は徳沢に泊まったのですが、徳沢のトイレ付近で見覚えのある黄色い帽子をかぶった方を見かけて、もしや伸二郎さんでは?と思ったのですが、人違いだったら恥ずかしいなと声をかけるのを諦めてしまいました。
あれはやっぱり伸二郎さんだったんですね…
密かにファンだったのでぜひお話したかったです><

今回の目的は上高地初心者の相方を涸沢まで連れて行くことだったのですが、雪崩と悪天候が相まって断念しました;次回に期待です!
その代わりに29日に岳沢のプチ吹雪を存分に楽しんで帰ってきました(笑)

これからもHPとブログの更新、楽しみにしてます!
◆二十歳で上高地歴10年以上とは 伸二郎 2011/05/09(月) 07:54
CHIICAさん、こんにちは。

二十歳で10年以上の上高地歴とはすごいですね。
お父さんに連れて行ってもらったのでしょうか?

私の上高地デビューは小さいころ親に連れて行ってもらった時だったと思います。(記憶がイマイチ定かでないですが。。。)
今、こうして山や自然に対して興味が強く湧くのも小さいころ親に自然に触れる機会を与えてもらったからかと思うと、親に感謝したいです。

4/27-29の天気、すごく残念でしたね。
涸沢の景色は素晴らしく、ぜひ相方さんにも味わってほしかったですね。

でも、まだまだお若い(ホントに若い!羨ましい!)ので、
これからも機会はいっぱいあると思います。
心行くまで涸沢の絶景を堪能してやってください。

ではでは。
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