西鎌 2014/10/12(日) 23:11
10/10-12で西鎌を歩いてきた。

3日間とも天気に恵まれ、台風情報のおかげかとても空いており、
じっくりと良い景色を楽しむことができた。

南岳の夕日、朝日も見れたし、満足満足。
南岳小屋は10/13で営業終了。
水場は無いので下から担いでいくべし。
(中岳の水場は涸れていた)

西鎌は双六からの景色に近い

行程:
10/9(木): 自宅 → 新穂高登山者P(車中泊)
10/10(金)晴れ時々ガス: 新穂高 → 鏡平 → 双六小屋(テン泊) 
10/11(土)晴れ: 双六小屋 → 西鎌 → 槍ヶ岳山荘 → 南岳小屋(テン泊)
10/12(日)晴れ: 南岳小屋 → 槍平 → 新穂高 → 自宅


今週末は金曜に休みを取って晴れたら針ノ木から種池までの稜線を歩こうとしていた。
週明けに来る台風の影響で日曜は雨になりそうだったが、土曜の午前までは良さげだった。

そんじゃ、計画通りに行くかと思っていたが、
週末が近づくにつれて土曜は一日良さげになってきた。
ここで迷いが生じた。

今年は夕景に恵まれていない。
夕方まで晴れ予想なら、今度こそいけるかもしれない。
そんじゃ、夕景の楽しめるテン場に行きたい。

引き出しの少ない伸二郎の中で夕景が楽しめるテン場は多くない。
で、選んだのが7月に行ったもののガスに夕景が楽しめなかった南岳。
ついでに前回は西鎌も歩けなかったのが心残りだった。

よし、今週末は西鎌歩きと南岳の夕景を楽しもう。
てなわけで西鎌行き決定。

10/9
帰宅は結局早くならず、
「やっぱ、初日の出発が遅くて良い針ノ木方面にしようかな」という迷いが浮かんだが、
寝坊しても双六に17:00までに着けそうと踏んでいざ新穂高へ。

出発は22:00と遅かったが、新穂高に着いたのは25:00と思いのほか早く、
あまり寝不足にならずに済んだ。新穂高、思いのほか近いんだな。

10/10
7:00に起床。着替えを済ませたところで強烈なウンコ波到来。
もうだめかと思うような大波に何度も耐え、何とか新穂高センターへ。
今日一番の戦いに勝って既に登山が終わったかのような達成感。

が、まだ出発もしてないので登山届を出してわさび平へ。
ちょいと休憩して秩父沢に向けて登る。

秩父沢で休憩。
紅葉はほとんど終わりかけだったが、それでもなかなか綺麗だった。
秋は良い。

紅葉はぎりぎり楽しめた


秩父沢からシシウドヶ原は相変わらずきつかった。
鏡平へ着くころにはすっかりガスって槍はかすかに見える程度。
今日はこのままガスで終わりかと思ったが、弓折岳の稜線に出るとガスも晴れ、
槍の姿も見えてきた。何度見ても素敵な形だ。

ガスの上から槍


左俣から湧き上がるガスにブロッケンを楽しみながら歩いていくと、

また会えたね


鷲羽に抱かれた双六小屋が近づいてきた。
テン場はまだ少ないようだ。

鷲羽に抱かれた双六へ


双六のテン場は6年前の笠縦走以来だ。
既に記憶も消えていたが、なかなか良いテン場ではないか。
下は柔らかく、さらっとした砂地。フラットで快適そのもの。
料金は1000円とここも高くなったが、とても満足行く場所だ。

双六のテン場は快適。


テントで夕飯を食べ、まったりしているとテント越しの外の色が橙色に。
おっと思って外を見ると、雲が夕焼け色に染まっていた。
さらに空は美しく染まり、久しぶりに美しい夕景を楽しめた。
ますます双六のテン場が気に入った。

夕焼けシアター


10/11
3:00前に起床して4:30に出発。
樅沢岳に着いた時に空がしらびてきた。
時間はばっちり。場所もバッチリだったが、朝日を雲がかくして朝焼けはイマイチだった。

ちょいとがっかりしたが天気は晴れているので気分よく西鎌を行く。
西鎌は途中までは双六山頂付近のような雰囲気だった。
槍を西から眺めているからだろうか?

西鎌は双六からの景色に近い


千丈乗越に近づくにつれて尾根は痩せ、鎖場が多くなる。
ただし、どこも危険度・難易度は高くなく慎重に行けば問題なし。
ただ、アップダウンが多くてちょいと疲れる。

千丈乗越手前は鎖場が多い


千丈乗越から8月の同じルート。
晴れ渡る空に嬉しい気持ちで槍に到着。

槍はいつもと異なりずいぶん静かだった。
こんなに天気が良い週末なのに。
どうやら台風が来るとの事前情報の為にみんな来るのを控えたようだ。
これだけ晴天で空いている槍は滅多にない。
今日槍に登りに来た人は幸せもんだね。

こんなに静かな槍はいつぶり?


そんな槍や槍沢を見ながらまったり昼飯。
今日は実に良い日だ。

槍沢。まったりした雰囲気


腹が膨れた後は南岳に向けて縦走。
大喰岳から振り返る槍は相変わらず素敵だ。

大喰岳から槍を振り返る


前回と同じルートを行くが、今回はガスが無いからより良い雰囲気。
人もほとんどおらず、とても静か。
気分よく天空の散歩道を楽しむ。

天空の散歩道


中岳からは今日のゴールである南岳と背後に穂高の姿。
景色が見えるって素敵だ。

今日はガスも無く穂高もクッキリ。


7月に冷たい水が流れていた中岳の水場は涸れていた。
残雪がほとんど溶けてしまったからだろう。
9月後半、10月に登る人はご注意を。

南岳に向けての登りでは相変わらずの豪華応援団。
毎度、どーもです。

今日も応援ありがとう


笠の稜線に雲がかかり始め、穂高にも雲が出だしたので、少し焦ったが、
無事に晴れたまま南岳到着。嬉しい。

晴れ。よし。


テントを張るとガスがあたりを包みだした。
今日も夕景はダメかと思ったが、夕方になると次第に晴れて来て、
獅子鼻からガスまくキレットにシャッターを切る。

キレットが好きだ。


が、いまいち良い写真は撮れず、うーんと思っていたら西の空が良い色合いに。
急いで西側が見える場所に移動するも既に良い時は過ぎていた。今日はこっちだったか。。。
まー、夕日が見れただけでも良しとするか。

でも、今日はこっちの景色が一番だった。


10/12

3:30起床。
昨日の予報だと今日は一日曇りで、朝日は期待できそうにない。
のんびりとカップ麺を食べてふと外を見ると月がまぶしい。
ん、今日晴れてんの?

そんじゃとテントを撤収して5:00過ぎに夜明けを撮るため南岳頂上でスタンバイ。

この日の朝日は素晴らしかった。
空には筋状の雲がたなびき、空をピンク色に染め上げた。
今年一番の朝日だ。今日登って本当に良かった。

今日の朝焼けは最高だった。


槍も朝日に照らされて赤く染まる。
いつみても槍は美しい。

朝焼けの槍。お気をつけて。


北穂もまた美しい。
夕日、朝日どちらも見たが、個人的にはキレットは朝日の方が良いかな。

朝焼けの穂高。美しい。


しばし南岳からの朝焼けを楽しんだ後、獅子鼻へ移動してキレットを撮る。
同じような写真を何枚も撮って一人満足して獅子鼻を後に。
まー、こんなもんでしょう。

朝のキレット。良い景色。


後は下るだけだが、ちょいとエネルギーが足りない。
既に食料は殆ど尽きてしまっていたので小屋で食料を調達。
オールレーズン、値段もほどほどでカロリーも十分で味も良く気に入った。
これからはコスパの低い低カロリーのSOYJOYはやめてオールレーズンでいこう。

これからはオールレーズンで行くぞ。


オールレーズンパワーで急傾斜の南岳新道を下り、
すたこらさっさと新穂高へ向けて下る。

白出沢からは長い林道歩きだったが、
紅葉の彩りのおかげでそれほど苦ではなかった。
秋はやっぱり良い。

大きな葉っぱ。なんだろう?


新穂高には12:40到着。
結局、最後まで良い天気だった。

着替えを済ませ、家路へ。
今回は3日間とも晴天に恵まれ、実に良い山歩きとなった。
西鎌メインで訪れたが、特に南岳からの朝夕の景色が印象に残った。
やっぱり朝夕の稜線からの景色は良いもんだ。

南岳に行く人は10/13で小屋が閉まるので、
水場と食料と寒さ対策はしっかりと持っていったほうが良いと思う。
これからは寒さが厳しいが、より静かなテン泊が楽しめるかな。

テーマ:登山・山歩き・散策 - ジャンル:日記

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コメント
◆エエ天気でしたね。 鳥 2014/10/13(月) 12:37
台風のスピードが遅いので土、日なら山が楽しめそうでしたね。
金曜日を絡めて素晴らしい山旅だったようで羨ましいです。
私も週末、天候に恵まれたら大峰でテン泊して来ようと思ってます。
その頃は紅葉も見頃だと思うので楽しみですわ。
◆最高でした。 伸二郎 2014/10/13(月) 20:50
鳥さん、どーも。

天気、日曜は少し降られるかもと思っていましたが、
良い方向に外れてとても良かったです。
動きの遅かった台風に感謝?ですかね。

今週末も良さそうですね。
北アルプスは紅葉が終わってしまいましたが、
大峰は今が良い時期でしょうか。

良い山旅になると良いですね。

ではでは。
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