針ノ木 敗退 2015/04/19(日) 09:58
昨日、スキーを履いて針ノ木に行ってきた。

結果は敗退。
スキーでなく、普通の登山スタイルで登っていたら頂上まで行けたと思うとすごく悔しい。
けど、これも勉強。またリベンジだな。

針ノ木に行く気力がなくなった。


4/17: 自宅 → 道の駅 安曇野松川(車中泊)
4/18: 扇沢 → マヤクボ沢分岐 → 大沢小屋付近 → のど手前 → 扇沢 → 自宅


今回は準備はしたつもりだった。
最近、気温が高く、滑りが悪いスキーを滑らそうと、ホットワックスセットなるものを買った。

ホットワックスセット


さらにワックスを固定する台も購入。

ワックス台



仕事から帰ってから、説明書を読んだり、ネットで情報を仕入れてなんとなくワックスをかける。

まずはクリーナーで古いワックス&汚れを落として、

古いワックスを取る


こんな固形のベースワックスを

こんなワックスを


ワックス用のアイロンで溶かして板に塗り込む。
表面に浸透させているらしい。。。

なお、ホットワックスはベースワックス(最初に塗る)と滑走ワックス(仕上げに塗る?)と2度かける必要があるらしい。
なかなか面倒である。。。


ワックス用のアイロンで溶かして塗っていく


常温まで冷えて固まったらスクレーパーでワックスを取る。

「おいおい、せっかく塗ったワックス取ったら意味ないじゃねーか」
と心配になったが、どうやら浸透させるのが目的らしく、表面のは要らんようだ。
ホントか?塗るタイプとは違うんか?

スクレーパーで表面のワックスを取って


さらにストラクチャー(スキーのソールは表面に細かな凹凸パターンがあるらしい)
の溝に溜まったワックスを取り除くためにブラシでこすって、

ブラシでストラクチャー内のワックスを取って



最後に細かなカスをナイロン繊維?でこすって出来上がり。

が、とても面倒なことにベースワックスのあとにこの滑走ワックスをまた同じようにかける。
うーん、なんとも面倒な作業だ。。。

さらにその上から滑走ワックスを塗る



テキトーな感じでホットワックス終了。
ネットで見ると、伸二郎はイマイチうまくかけれてないようだが、
今までホットワックスどころかワックスすらかけてなかったのに比べれれば雲泥の差だ。
(今まではゲレンデでZADOS のノットワックスを塗って終わり。。。)


さて、ワックスもかけたことだし、頑張って行きましょか。
金曜の帰宅は相変わらず早くなく、扇沢までたどり着けず。

土曜の朝移動して扇沢まで行くと、無料駐車場は整備が間に合わなかったのか、開いておらず、
有料(1000円)の駐車場になる。
うーん、高速代と合わせて出費が痛い。


準備をして出発。
スキー板はとりあえずザックの側面に適当に固定。
うーん、重い。。。

ザックに適当に括り付けて出発


ここ1,2週間の雨ですっかり雪は少ないかと思ったが、結構あった。

雪は案外残っていた


ただ、クラックは多くて雨の影響はやっぱり結構あるようだ。

今年はクラックが多い


堰堤も現れており、登りも下りも避けないといけなかった。

今年は堰堤が出るのも早い


大沢付近まで来るとクラックも無くなり、歩きやすくなる。
今日はデブリも少なく、雪の状態はとても良い。
目指す針ノ木は遠いが、この時は余裕で登頂と思っていた。

目指す針ノ木は遠い



天気は良いが、風が強い。向かい風で運動不足の体にこたえる。
進みはボチボチ。のどを前に腹を満たす。
腹が減っては山は登れん。

腹が減っては山は登れぬ


このまま順調に行くかと思いきや、のど(谷が狭くなったとこ)の急斜面で洗礼を受ける。
急斜面のアイスバーンが登れなかったのだ。

順調だったが、のどでつまづく


ジグザグに登ろうとしてもズリズリ滑り、
横向きで直登しようとしても滑り、
遂には片方の板が外れて滑りこんでしまう。

その時、隣をスキーを履いたまま登る人が一声、
「クトー無いと厳しいですね」。
なるほど、そうゆうことだったのか。

クトーとはスキーに着けるアイゼンのことで
アイスバーンの急斜面ではこいつが無いと厳しいらしい。

クトー



板を担いで登ろうともう片方の板を外そうしてもアイスバーンの急斜面ではうまくいかず。
ズリズリ平行移動してなんとかアイスバーン地帯を抜け、板を担いで登る。

が、強風のこの日は背中の板が風にあおられバランス維持に体力を消耗。
結局、のどの通過にえらい時間と体力を使ってしまい、意気消沈。

バテながらマヤクボ沢の分岐に着き、針ノ木を見上げる。
途中の斜面はかなり急で、クトーを持たない伸二郎が登れないことは目に見えた。

針ノ木に行く気力がなくなった。


担いで行くのも風にあおられてきついし、板置いていくかと思ったが、
板を置けそうな適当な場所がない。

うだうだ悩んでいる間に強風に体が冷やされ、気力がなくなる。

今日は風が強かった


さらに、置いていたヘルメットが風で飛んで下に滑り落ちていく。
ああー。。。


精神的に弱い伸二郎にはこれがとどめとなり、針ノ木登頂は諦めることに。

じゃあ、せめて針ノ木峠まで行って裏銀座や槍穂を眺めよう。
板を外してアイゼンを装着しようとするが。。。

アイゼンの長さたりねー!!!

アイゼン小さかった。。。



スキーブーツに着けるアイゼンは基本的に普通のアイゼンで良いが、
スキーブーツは同じ足のサイズでも長さが登山靴より長い。

伸二郎のアイゼンは2サイズの調整プレートがあるが、
伸二郎は短い側のプレートの最大ぐらいの位置を使っており、
そこからさらに大きいサイズの靴への調整ができなかったのだ。
家で試しておけって話だよ。。。

てなわけで針ノ木峠にもいかないことになり、
失意のまま下ることに。

シールを外して滑降開始。
乗鞍の時と異なり、適度に気温が低かったので、雪質は良く、
アイスバーンの部分を除いてとても快適に滑れた。


落ちて行ったヘルメットを探しながら下っていくと、
目立つところにヘルメットが!!!
誰かわかりませんが、大大感謝です!!!


おおー!感謝感謝!


イマイチなことがあったけど、悪いことばかりではないな。

下りはあっちゅう間。

大沢小屋付近で振り返る


まだ時間も早く、消化不良だっため、のど手前まで登り返して再び滑って降りてくる。
下りは登山口までなんとか滑ってこれた。
マヤクボ沢分岐からわずか20分位で滑ってこれる。やっぱ下りは早い。

着替えて帰路へ。
途中、道沿いで猿が食事をしていた。
春になって良かったね。

春だね。



今回はクトーが無く、アイゼンも合わず、登頂できなかった。
普通の登山装備で登っていたら、確実に登頂できていたと思うと、
なんで山スキー装備で登ってるんだろうと疑問に思えてきた。

下りのスピードアップがあるからと山スキーにしたけど、
頂上まで登れないんだったら意味が無い。

ちょっと山スキー嫌になったが、まだ判断は早すぎるので、
とりあえず、近いうちにクトーと装着できるアイゼン持ってリベンジしてみるか。

GW、どうしよっかなー。。。

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コメント
◆新たなチャレンジ楽しみです。 香です。こんにちは。 2015/04/19(日) 13:41
購入等、一からの過程併せて見させて頂き、少し疑似体験出来興味しんしんです。リベンジ楽しみです。
TVで乗鞍、プロによる山スキー見ましたが、爽快ですね。無知だった山スキーの概要理解出来ました。

知り合いにその話すると、野伏ヶ岳でよくやってたと。テン場適地も在るみたい。

私は昨日、カブで滋賀まで行き渓流釣り楽しみましたが、家帰って忘れ物分かり、再度、車で回収しに行きました。とほほでした。4キロ以上ある片側1車線石槫トンネル、少し勾配有り40キロしか出ず、車7-80㌔で恐怖体験出来ました。帰りは、通行止め旧道使いました。

今年は雪多いみたいで、しばらく山スキー楽しめそうですね。
◆100ccあれば 伸二郎 2015/04/19(日) 21:59
香さん、こんばんは。

野伏ヶ岳、他でも見ました。
結構良い斜面があるようですね。
また牧場だったかな、テン場に最適な場所もあるようで、まったり雪山が楽しめそうです。
いつか行ってみたい場所です。

カブで滋賀ですか。20歳位の頃を思い出して少し感慨深いです。
非力で速度も出ないけど、冒険感、行く先への希望はとても大きかったのを思い出します。
それを今やっている香さんはすごいですね。

願わくは100cc位の排気量があればと思いますが、
スピードが出てしまって景色がゆっくり楽しめないか。

事故にお気をつけて冒険を。

今週末はリベンジ頑張りますよ。

ではでは。

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