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ブレーキ交換時に左Rrのガタを見つけたハブベアリングを 先週の土日で交換した。 左Rrがやられたら他もそろそろと思ってFr,Rr全部交換したが、 ガタがあったのは左Rrだけで他は問題無かった。 左Rrだけで良かったか? 最後に大チョンボをして凹んで終わったが、 とりあえず交換終わったので良しとするか。。。 今回は長いよ。 興味のない人は読まん方が良い。 ハブベアリング交換にはプーラーと60cmクラスのスピナーが必要。 あとはトルクの大きなトルクレンチとソケットのエクステンション。 足回りはトルクがでかいわりに作業スペースが狭いので頑張りましょう。 さて始めますか。 まずはRrから。 ジャッキアップして馬をかける。 タイヤを外す。 サイドブレーキをめいっぱい引いてハブナットを外す。 カシメは起こさなくていい。というかたぶん起こせない。 カシメを起こさないとトルクがでかいが、ドライブシャフトを痛めたりはしない。 ソケットは32mm。ロングなスピナーでえいっと外す。 このボルトを緩めて キャリパー外してその辺にタイラップとかでぶら下げておく。 ABSセンサーのボルトをとってABSセンサーを抜いておく。 抜いておかないとハブを外した際に破損の恐れがある。 サイドブレーキを解除して ブレーキディスクを外す。 固着していたらM8のボルトをディスクのネジ穴に入れてネジ締めて行けば外れる。 裏からハブを止めてるボルト4本を外す。 一部のネジはエクステンションとユニバーサルジョイント(フレキシブルジョイント)が必要。 ハブベアリングを外す。 プーラーが必要。 こんなん。 伸二郎は強度の高い3本爪、Φ150mmまで対応サイズを使用した。 取れました。 ブレーキキャリパー交換時に外したばっかりなのでハブは綺麗。 古いハブベアリングと新品。 同じ品番なので違いは無い。 Rrのハブベアリングは1個18000円(税抜き)とクソ高い(左右で36000円!) 余りに高いから社外品のハブを調べたらなんと5000円とクソ安いのがあった。 やったねと思って注文したが、使うのやめた。 新品なのにベアリングが酷く渋い(回すのにすごく力が必要)だったから。 GMBという会社のだったが、ちょっと品質が足りない感じだったな。残念。 さて、スプラインとかハブがはまる部分をきれいにして、 ブレーキのバックプレートを挟んでハブを着ける。 ハブは上下があるが、着くようにしかつかないので大丈夫。 ドライブシャフトのスプラインにハブがなかなか入らなかったりするが、 スプライン先端にグリスを軽く塗ったり、ゆさゆさ回転させながら根気よく嵌める。 ボルトのトルクは65Nm。 できました。 ABSセンサーを付ける。 7.5Nm。 ブレーキディスクを嵌めて、 キャリパーを付ける。 ブレンボのキャリパーは指定トルクが73Nmとネジサイズに対してでかい。 アルミのキャリパーにそんなトルクで締めたらネジが逝ってしまう心配があるので、 伸二郎は65Nmで締めた。 純正片押しキャリパーは53Nmだし、サーキットを走るわけでもないので、 65Nmで十分だろう。 なお、下のボルトはソケットが入らなかったので手感で上のボルトにあわせて締めた。 キャリパーを付けたらハブナットを締める。 ハブナットは再利用不可(カシメる為)なので新品利用。 サイドブレーキをめいっぱい引いてやり、 190Nmで締めこんで、最後カシメる。 ホイールをつけて出来上がり。 これを左右やった。 お次はフロント。 ジャッキアップして馬かけてタイヤ外す。 ハブナットを外すのだが、フロントはサイドブレーキが無いので、 ブレーキを踏んで外す。 一人の場合は エンジンかけて、つっかえ棒とかでブレーキを強く踏んだ状態にしてやる。 エンジンかけるのがポイント。ブレーキブースターに力をかける為だ。 エンジンかけないとたぶん外れないくらいフロントのハブナットは硬い。 で、えーいって感じで外す。 ナットをなめない様にソケットをしっかり差し込んでやるべし。 ハブナット外したらブレーキホースをとめてるナットを外して、 ABS車輪車速センサー外して、 ストラットの下側のナットを外して ブレーキキャリパーを止めてるボルトを外して、 キャリパーを外してその辺に吊るしておく。 伸二郎は最初こんな感じで吊るしていたが、 ボルトを外したり、締めたりするに邪魔だったので、 こんな感じでさかさまにしてストラットに吊るすのが良いと思う。 次に裏側からハブベアリングを止めてるボルト4本を外すのだが、 ドライブシャフトブーツを止めてる金具がナットに被ってるとソケットが入らない。 そんな時はハブを手で回してずらしてやるか、硬かったらハブナットを付けて、 ソケットで回せばよい。 ボルトを外したらプーラーをかまして、外す。 結構なトルクなのでプーラーが回転しないようにスピナーで固定しながら回した。 外れました。 錆さびだけど、なめらかに回って異常はない感じだった。 外したのと新品の違い。 どうやら形状が少し変わったみたい。 軽量化を狙った? でも100gしか変わらなかった。 (ついてたやつ2.7kg、新品2.6kg) ちなみに、メーカーは元々がNSKで新品はNTNだった。 社外品と言って売ってるやつはNTNって噂だし、純正と一緒かもね。 値段は純正が1個15000円に対し、社外品は10000円と5000円差。 同じのだったら社外品はお得だねぇ。 さて取り付けるか。 ハブベアリングが着く部分とドライブシャフトのスプラインをきれいにして、 ハブベアリングをブレーキバックプレート?を挟んで裏のボルト4本で止める。 Rr同様にハブがドライブシャフトのスプラインになかなか入らいが、 スプライン先端にグリス塗ったり、ガタガタ回転させたりして粘り強く嵌める。 ボルト4本のトルクは65Nm。 ハブベアリング付けたらABSセンサー付けて(7.5Nm)、 ブレーキディスクつけて、キャリパーを付ける。 ブレンボキャリパーはボルトの締結トルクが120Nmとバカでかいが、 やっぱりネジが逝ってしまうのが怖いので95Nmくらいで締めた。 サーキット走らんし、純正片押しキャリパより大きいし、大丈夫でしょ。 ちなみに、純正は80Nm。 キャリパー付けたらホースをストラットに固定して33Nm, エンジンかけてブレーキをつっかえ棒とかで踏んだ状態にしてやり、 ハブナットを締めこむ。 トルクは220Nm。 伸二郎は手持ちのトルクレンチのメモリが足りなかったので210Nmで締めた。 まー、許容範囲でしょ。 カシメを忘れずに。 ハブベアリングも交換したし、ジャッキアップして馬外して降ろしてって思ってたら 油断してジャッキをかける位置が悪く、ジャッキがずれてオイルパンにジャッキが乗っかる。 ウォー、やってもーたー!!! ジャッキを一度降ろして様子を見る。 見たところ、大きな凹みは無い。オイルは少し垂れているが、 ジャッキによる影響かどうかは分からない。 拡大。 ちょいと凹んでることが分かる。 オイルパンはエンジン単体は支えられるが車重を支えるほどの強度は到底ない。 ネットで調べるとオイルパンにジャッキをかけてオイルパンが破損した例はぽつぽつある。 オイルパン内にはオイルストレーナーというオイルを吸い上げる筒があり、 大きく凹むとその筒の吸い込み口が塞がり、オイルが循環できなくなってエンジンが 焼き付くとな。 恐ろしい、あな恐ろしい。 お盆も間近だし、今から修理もしてもらえないだろうし、やばすぎる。 とりあえず、スバルにいってみてもらうことにする。 まったく、最後の最後でやっちまったぜ。とほほ。。。 でドキドキしながら見てもらうと、 「問題無いです。形がちゃんとしてるんで。」とな。 弱いオイルパンに車重がかかったのに大丈夫とはにわかに信じがたいが、 実際凹みも小さく、大丈夫そうな気は自分でもする。 とりあえず、すぐにエンジンがぶっ壊れるような致命傷ではないっぽいので安心する。 オイルが少し垂れていたのは影響があったかもしれないので、 次の週末にオイル交換をする予定なのでその時に垂れているか確認しよう。 一日頑張ってお腹が減った。 嫁の実家に帰っていた嫁&優&希が帰ってきたのでご飯にする。 優のリクエストでうどんだ。 まだ心の凹みは大きいが、ご飯食べれば少し良くなるだろう。 相変わらず、うまいこといかんねぇ。。。 大丈夫なことを祈る。 次の週末エンジンオイル交換したら久しぶりに山に行こう。 ぶっつけ本番でこっちも心配だなぁ。。。
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