|
||
なんか魔が差してブレーキキャリパーを買ってしまった。 Frだけならまだしも、Rrを交換するのは大変である。 お金的にも、労力的にも。 ただ、変化というか、刺激が欲しかったので仕方ない。 中古なので念のためオーバーホールをする。 オーバーホールと言うが、実質、ゴム、パッキン類の交換である。 具体的に言うとオイルシールとダストシール、ガスケットの交換である。 Frから始める。 必要なものは ・シールキット(26297FE010 9980円)、 ・ガスケット(114130151×4 400円) まずはパッドを外す。 パッドを固定しているシャフトを抜く。 シャフトを固定しているスナップを手で外して、 こんなヤツを使ってハンマーで軽くシャフトをたたけば抜ける。 抜けました。 パッドと鳴き防止用シム。 次にホースを外す。 固着の影響か、結構固かった。ガスケットは再利用不可。 ブレーキのピストンを抜くためにエアーを使うが、整備工場の様なポンプも無いので、 自転車用の空気入れを使う。 自転車コーナーでこのような浮き輪とかに空気を入れる用のアダプタを買って、 密着度を上げるためにビニールテープを巻いて、干渉防止の為先端を程よくカット。 で、こんな感じでホースが固定されていた穴から空気を送り込む。 ピストンは勢いよく飛び出してくるのでなんかかましておくこと。 1個抜けました。 よく、全部を同時に抜くようなことが書いてあるが、とても難しいので、 1個1個抜いて、シール&ダストカバー替えてって方法が楽で良い。 抜けたピストンは錆、傷もなく綺麗だった。 オイルシールもダストシールも問題ない感じだった。 オーバーホール要らんかったっぽい。。。 で、抜いたところのオイルシールをフックピックツールで取り出す。 他に大きな傷がつかないように力は控えめで。 ブレンボシールキット。 ゴムにしては1万円と高い。。。 外したピストンと嵌っていたシリンダーをきれいにして、 新しいオイルシールにラバーグリスを縫ってはめ込む。 新品のダストカバーをピストンに嵌めて、シリンダに押し込んでいく。 オイルシールを乗り越えるときに抵抗があるが、優しく均一に押せばよい。 こんな感じでどんつきまで押し込む。 Frはシリンダが4つあるのでこんな感じで4つ分交換していく。 なお、交換済のピストンが飛び出さないように、当てぎでも何でもよいので 交換済のシリンダの前に詰めておく。 Rrも一緒。 パッドを取って 1個1個ピストンを抜いてオイルシールとダストカバーを交換していく。 Rrのシールキットの品番。 こっちはいくらだっけな?6000円か7000円位だったような。 FrもRrもホースを止めているボルトのガスケット(片側2枚ずつ)は再利用不可なので、 新品に交換しておくこと。 |
||
|
| ホーム |
|