平ヶ岳、吾妻山 2019/08/16(金) 01:26
今年のお盆は平ヶ岳と吾妻山に登った。
どちらもハードな登山で、1年ぶり登山の身には堪えたが、
例年にない晴天も手伝って何とか登ることができた。

ただ、そんな中で吾妻山はメインの一切経山を登れないという宿題を残す辺りが
中途半端人生の伸二郎らしい。うーん、残念無念。

まー、朝日岳の眺望もあるし、いつかまた登りに来よう。
その時は浄土平からの登山道が通れると良いな。

一つ注意点を言うと、今回吾妻山は縦走したが、止めた方が良い。
家形山から谷地平分岐までは刈り払いがされておらず、登山道も不明瞭なので。



平ヶ岳(池ノ岳から望む)

 





吾妻山(東大巓付近)

6I5A4519_920.jpg

行程:
8/9 自宅→平ヶ岳登山口(鷹の巣)
8/10 鷹の巣→平ヶ岳→鷹の巣
8/11 移動→浄土平
8/12 浄土平→西吾妻避難小屋
8/13 西吾妻避難小屋→不動沢→タクシーで浄土平
8/14 帰宅



今年のお盆は吾妻山、平ヶ岳、巻機山に登ろうと考えていた。
1週間前の予報では台風がちょうどお盆前半に直撃しそうだったが、動きが遅くなり、
お盆の頭2日間は晴天予報になった。

ただ、吾妻山は少し天気が怪しかったので残る巻機山、平ヶ岳でより体力が必要な平ヶ岳をまず登ることにした。


8/10
平ヶ岳のコースはこんな感じ。
往復22km。

hiragatake.jpg








名前とは裏腹なやせ尾根と急登から始まり、

6I5A4002.jpg









6I5A4049.jpg









その後は遠く離れたピークを目指して長ーい道のりを行く。

6I5A4074.jpg









景色は結構よいコース。それが救い。

6I5A4063.jpg








池ノ岳からは名前の通り平な山容。
この山域は雰囲気が良く似ている。

6I5A4232.jpg







平ヶ岳頂上付近。
平和な感じ。

6I5A4155.jpg








6I5A4166.jpg








ちょっと足を延ばして玉子石を見に行く。
案外遠い。

6I5A4200.jpg








玉子石はそんなにだったが、その向こうに見える池塘は綺麗だった。

6I5A4209.jpg









6I5A4208.jpg










帰りも道のりは長い。
最後の急傾斜とやせ尾根を慎重に下り、

6I5A4274.jpg









最後はアブの猛攻をしのいで無事登山口へ。
お疲れ。



8/11
巻機山登山口に移動していたが、足の疲れ(アキレス腱と膝)が取れず、巻機山をあきらめる。
ジョギングはしているが、登山とは使う筋肉が少し違うので足が持たない。
残念だが、今日は休むか。
天気を見ると明日、明後日は良さげなの吾妻山に登ることにして移動。

途中、喜多方で洗濯したり、景色眺めたりしながら移動。

6I5A4284_920.jpg







久しぶりの浄土平は思いのほか人が少なく拍子抜け。
1週間前の台風予報のせいか?

6I5A4288.jpg







涼しいというか、ちょっと寒い位で寝苦しさは無かった。

6I5A4290_201908152131519f1.jpg







8/12
1日目は西吾妻を目指す。

1nitime.jpg







火山活動による規制で浄土平から登れない一切経山を恨めしそうに眺めながら、

6I5A4303_920.jpg








まずは東吾妻山に向かう。
姥ケ原までは木道もあったりで整備されていたが、
東吾妻への道は狩り払いが十分でなく、朝露で濡れまくり。
カッパ&ザックカバーが必要だ。

6I5A4333.jpg







人はほぼおらず、こんな看板もあってスリリング。
久しぶりに鈴もってこれば良かったと思った。

6I5A4327.jpg







たどり着いた東吾妻の頂上は薄いガスがかかって展望はイマイチ。
残念。
それでも何とか見えたから良しとしよう。

6I5A4340.jpg







6I5A4348_920.jpg







朝露に濡れて寒かったので早々に頂上を後に。
一旦姥ケ原に戻り、谷地平に向かう。
谷地平への道も笹が登山道にはみ出ているので朝露にやられる。

6I5A4369.jpg







また、足元の意思は滑りやすく、歩きづらい。

6I5A4370.jpg







ずんずん下り、小さな沢を渡ったりして辺りが湿地帯になると谷地平避難小屋。
谷地平からは登山道がさらに分かり辛くなる。

ここは右が正解だが、左に結構しっかりした目印があり、
また刈り払いもされている為、伸二郎は間違えて左に進んだ。

6I5A4408.jpg








なんかおかしいと思ってスマホの地図を見るとやっぱおかしい。
GPS機能がある地図は便利だ。

6I5A4407.jpg








戻って木道を行くが、笹が酷い。
どこが木道かわからんくなる位。本当にこっちで良いか不安になる。
が、その先は湿地帯で笹が無くなり、景色が開ける。
ここが谷地平のようだ。いい雰囲気の場所だ。

6I5A4413_920.jpg








谷地平から先は実線ルートだが、破線ルートと考えた方が良い。
狩り払いはされておらず、登山道が不明瞭だったり、

6I5A4432.jpg







沢を渡ったり、沢沿いを行くところもあるが、とにかく目印が少ない。
よーく、注意して進まないといけないし、GPSは必須だと思う。

6I5A4435.jpg







登山道に倒れた木もそのままだから少し藪漕ぎがあったり、乗り越えるのに苦労したり、
体力も結構使う。

6I5A4441.jpg






上部は沢沿いを進んだり、沢自体を進んだりするが、沢を進むときに目印はほとんどない。
登山道をよく探してなかったら沢を進むという感じ。
普通の登山道と思って入ったら道迷いで遭難の可能性もある。
なんでここ破線ルートにしないのかな?

6I5A4453.jpg







最後はこんな感じの涸れ沢の様な所を進む。
越後駒の破線ルートを思い出す。。。

6I5A4458.jpg








長ーい長ーいルートもようやく終わりを迎える。
ここで縦走路と合流。ホッとした。

6I5A4470.jpg








東大巓は雰囲気、景色の良いところで休憩に良い。

6I5A4483_920.jpg







東大巓を超えてからも景色は素晴らしい。
ここが吾妻山の一番の見どころだと思う。

6I5A4519_920.jpg








のんびり歩いていくが、さすがに疲れてきた。
谷地平からの悪路が響いてるな。

ちょっとの標高差が結構きつい。
明日のこともあるし、休憩をしっかりとりながら進んだ。

6I5A4533.jpg








中大巓を過ぎて、あとは西吾妻への登り返しのみ。
暗部の大凹(おおくぼ)の水場が出ているか心配だったがちゃんと出ていた。
良かった。

6I5A4568.jpg







西吾妻の梵天岩まで登り返して、本日のゴールまであと少し。
長かったな。

6I5A4589.jpg








西吾妻避難小屋はお盆は管理人がいると思っていたらそうではない純粋な避難小屋のようだ。
入り口を開けようとしたらなんと開かない!そんなバカな!

6I5A4591.jpg







鍵をかけているようには見えないが、かかってるようで全然開かない。
既に時刻は16時。山を下るには遅いし、ビバークか。
電波があるのでスマホで休業してるかどうか調べたがそんなこともないらしい。
(というか、避難小屋だから休業もクソもないのだが)

その時、冬季小屋の入り口が目に入った。
冬季でない時に冬季の入り口が空いてる可能性は高くなさそうだが、
可能性があるところはすべて試すべし。

ハシゴを登って、ドキドキしながらドアノブを回すと、
開いた開いた開いたよ!
いやー良かった。

どうやら下のドアはノブが壊れているようで、いったん締めると開かないようだ。
何はともあれ、中に入れてよかった。

少し経つと2人組みがやってきた。
今日は伸二郎とこの2人組みだけ。
ロープウェー使えば1.5時間という立地条件の為か空いてるな。


ちょっと休憩した後、空身で目の前の西吾妻山頂へ向かう。

6I5A4596.jpg







西吾妻は地図に書かれている通り展望なし。
まー、展望は他で楽しみましょう。

6I5A4598.jpg








この日歩いた距離は21km。
足に疲れがたまっていたので早めに寝る。お休みの輔。



8/13
3:30に起床するもウダウダして出発は4:45。
天気は良い。

天狗岩まで来て展望を楽しむ。
小屋越しに見えるのは日光、尾瀬、越後駒か?平ヶ岳も見えてるのかな?

6I5A4616_920_20190815214638cef.jpgあれは







社の向こうには残雪の山。飯豊かな?

6I5A4617_920.jpg







北にはうっすらと三角の頂が。朝日だろうか?

6I5A4625.jpg







梵天岩まで来ると本日歩く予定の縦走路。
今日も長いね。

6I5A4622_920.jpg






ふと見ると中吾妻の向こうに安達太良山が見える。
一切経山とよく似た雰囲気だな。

6I5A4630_920.jpg








朝日で輝く湿原を歩く。
良い感じである。

6I5A4634_920.jpg








6I5A4636_1.jpg







遠くに目をやればシルエットの山。
蔵王かな。

6I5A4657_920.jpg







今日は天気が良い。
昨日見えなかった磐梯山もくっきり。

6I5A4678_920.jpg







いい気分で歩くのだが、ちょっと残念なことは登山道にはみ出た笹で足が結構濡れること。


6I5A4668.jpg








今回、ズボンでなく、短パンスタイルだったのでスパッツと靴下との間に隙間があり、
そこから靴に水が入って靴の中までもびちゃびちゃになってしまった。

6I5A4689_1.jpg







昨日と同じ東大巓の休憩スポットで靴の中の水を取るのもかねて休憩。

6I5A4695.jpg








手前の峰々が地味にアップダウンがきつそうだ。

6I5A4693_920.jpg







谷地平分岐まで降りてきて、先の縦走路を進もうとした瞬間、
縦走路が厳しいものであることを悟った。
刈り払いがされてないのだ。

6I5A4702.jpg








ここから家形山までは悲惨だった。
笹をかき分けて進むところも多く、修行のようだった。
実は昨日の大倉新道もそうだが、一人の登山者にも合わなかった。
その理由が簡単に分かった。この縦走路では歩く気にならない。

ひたすら我慢の歩きが続く。体力の消耗も激しい。
何で実線にしたかな?ここも破線がふさわしいな。

烏帽子山頂付近で一瞬登山道が快適になり、景色も開ける。


6I5A4724.jpg






烏帽子山頂で休憩。

天気は素晴らしく、今日歩いた道や

6I5A4726_920.jpg








昨日歩いた谷地平の景色が良い。
離れて眺める分には良いんだけどなぁ。

6I5A4727_920.jpg







その後もひたすら我慢の登山が続き、兵子まで着いた時に休憩。
この先はちょっとはマシになるだろうと思っていたら、何やら元気な声がしてきた。

現れたのはトレランご一行様。
この先の道の状態を聞くと、「笹とハイタッチです!」とな。
旨い事言ったけど、大ショックだよ。その元気がうらやましい。

東大巓まで修行の道だと伝えてトレランご一行と別れる。
道の状態にはがっかりだが、初めての登山者(トレラン者)とあえてちょっと嬉しかった。

家形山までの道は所々ハイタッチだったが、今までよりはマシでちょっと元気がでた。
ただ、足はだいぶ疲れてきて、両足のアキレス腱がわずかに痛む。
まだ先は結構あるのでちょっと心配だ。

家形山を端まで歩くと、目の前に美しい湖と堂々とした山容が現れる。
本日のメインである一切経山だ。

6I5A4750_920.jpg








ここからいったん急激に下った後、登り返す。
暗部から標高差は200m位だろうか。
標高差から想像するよりも大きく感じる。

時刻はまだ12時だが、コースタイムからは遅れており、
早めに出発した貯金は使い果たしてしまった。

一切経山まで登って登山口まで下ると予定では16:00だが、
今日の足の状態では余分に休憩を取らないといけないのでもっとかかりそうだ。

急激に心配になる。
ここまで来て登らない手はないが、いつもと違うアキレス腱の違和感に心配が増す。
今迄の悪路がボディーブローのように心に効いてノックアウト寸前だ。

そうだ、地図に営業小屋(慶応吾妻山荘)がある。
あそこに泊まることにすれば途中でへばっても大丈夫だ。
電話を掛けるが。。。つながらない。なぜだ?

とりあえず、座って食べて元気をつけよう。
しばし休憩していると着信有。折り返してくれたようだ。
期待を胸に今日泊まりたいと伝えるが、「今日は山小屋やってません」とのこと。
なにー!そんなバカな!

最後の希望を絶たれて、下山を決意。
山は待っててくれるからまた今度来よう。

ずーんと落ち込んで不動沢への下山路を進む。
傾斜が緩く、すんごく長く感じる道だ。

途中、慶応吾妻山荘への分岐看板を恨めしそうに見て、

6I5A4775.jpg







とぼとぼと果てしなく長く感じる道をひた歩く。

6I5A4774.jpg







ようやく不動沢登山口到着。
この日歩いたのは17km。
一切経山に登らなかったからちょっと短くなったが、まーまー長かったな。

2nitime.jpg







登山口の看板。
俺も浄土平へ降りたかった。。。

6I5A4780_201908152149140e5.jpg







休憩所の駐車場でタクシーを呼ぼうとするが、4、5軒かけて断られる。
どうも勘違いしてたが、不動沢は旅館も土産物屋もなーんもないとこでタクシーなんぞおらず、
麓から遠路来ないといけないからのようだ。

でようやく来てくれるとこゲット。
40分かかるそうだ。浄土平まで歩いても1時間ちょっとだけど、もう今日は歩けんな。

しばらく待ってタクシー到着。
あづまタクシーさん、助かりました!
料金は2500円位だった。

浄土平まで戻ってくると相変わらず良い天気。
晴れ渡る一切経山を見ると悔しさがあふれてきたが、仕方ない。
いつかまた戻って来よう。
その時は浄土平からのらくちんルートでね!

6I5A4788_920.jpg








8/14
愛知までの長い距離を走り切り、お盆登山終了。


メインの一切経山が登れなかった悔しさはあるが、
結構大変な平ヶ岳に登れたこと、吾妻山も登れたことは大きい。
残る百名山は巻機山と谷川岳と飯豊山。
巻機は秋まで日帰りで登れるので大丈夫だろう。
谷川は絶対馬蹄形!と思っていたが、今回の山行でちょっと自信がなくなった。
ルート見直そっかな。。。

飯豊もスーパー縦走ルートを考えてあるが、こっちも心配なことこの上ない。
こんな悩みが出るとは、トホホだな。。。



| ひとりごと | コメント(2) | トラックバック(0) |
<<連休最後は近場で | ホーム | 今週は暑かった>>
コメント
◆久々の登山御苦労様でした。 鳥 2019/08/17(土) 11:51
やはりマラソン走ってると久々の山でもハードな行程をこなしますね。
もう、秋山も全開で山遊びが出来るんではないですか?

久々にテン泊で楽々3000m峰の仙丈ヶ岳を8月末に狙っていましたが、左足の回復次第ですわ。
お互い、単独行が多いので気をつけて山を楽しみたいですね。
◆踏ん張りがあまりききません 伸二郎 2019/08/17(土) 16:54
鳥さん、どーも。

普通の登りは問題無いのですが、
岩場の登りなど、段差が大きかったり、力が必要だったりするところや下りでは踏ん張りがききません。
この辺りはマラソンでは使わない筋肉なので登ってた頃に比べてすごく落ちましたね。
下りはのろのろでじーさんばーさんにもぶっちぎられました。

アップダウンのある尾根コース、かつ避難小屋泊の重装備を背負って歩く谷川、飯豊は不安が残ります。
軽くテン泊装備を背負ってどっかの山を歩いておきたいのですがねぇ。

仙丈ヶ岳ですか、良いですね。
もうちょっとゆるゆるなら木曽駒でテン泊でも良いかもしれませんね。

ではでは。
コメントの投稿欄












トラックバック
トラックバックURL
→http://donneko1.blog90.fc2.com/tb.php/790-4120fa2c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |